2021年04月10日

Raspberry Pi Pico 用リセットスイッチ基板

switch scienceで販売されている Raspberry Pi Pico は、ARM Cortex M0+デュアルコアのRP2040マイコンを搭載したマイコンです。
https://www.switch-science.com/catalog/6900/
販売価格も税込550円とかなりリズーナブルなマイコンです。

プログラムの入れ替えはBOOTSELボタンを押しながらUSBケーブルを接続すると、
USBドライプとして認識されるので、コンパイル済みのバイナリファイルをコピーすると完了します。便利?!
BOOTSELボタンを押さずにUSBケーブルを接続されるとシリアルポートとして認識されます。

■配布について
配布について

■シリアルポート/USBドライブを切り替えるボタンを作ってみた

元はシャポコさんのアイディアそのまま基板化しました。
スクリーンショット 2021-04-10 10.43.40.png
リセットボタンの短時間押下ではシリアルポート、0.5秒以上長押しでUSBドライブに切り替わります。
便利です。

■キット内容

IMG_4432.JPG
部品
リセット基板
10kΩ(103)抵抗
100kΩ(104)抵抗
47uFコンデンサ
2SC1815トランジスタ(または互換品)
スイッチ

■組み立て

IMG_4434.JPG
部品はSMTタイプなのですが慣れていれば簡単に作れます(先の細い半田ごてが必要です)

■Raspberry Pi Picoに取り付け

IMG_4435.JPG

IMG_4436.JPG

リセット基板の1pinをラズピコの30pinに合わせてスルーホールに両面からハンダを流してハンダ付けします。
ピンヘッダを取り付けられている方はハンダを除去してからリセット基板をハンダ付けすると作業がしやすいです。
リセット基板のBOOT端子とラズピコのTP6を配線で接続します。

■動作確認

■Mac
mac.png
ラズピコをそのままUSBポートに接続すると /dev/tty.usbmodem0000000000001 と認識します。

mac2.png
リセットボタンを0.5秒長押しすると、USBドライブ RPI-RP2として認識します。

■Windows10
com.png

usbdrv.png

■波形

ch1(黄):RUN端子
ch2(青):TP6端子
ch3(赤):コンデンサ端子

■短時間押下(フラッシュメモリから起動)
DS1Z_QuickPrint18.png

■長押し(USBマスストレージデバイスとして起動)
DS1Z_QuickPrint19.png

■ラズピコリセットボタン使ってもらいました。
フジガヤ2さまにラズピコリセットボタンを使ってもらいました。
posted by あやの at 11:35| Comment(0) | 日記
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